ひと月


東日本大震災から、ひと月が経ちました。今日も大きな余震がありました。
 

地震と津波で亡くなられた多くの方々、今も行方不明となっている多くの方々、そして家族や家を失い厳しい環境で日々を送っている多くの方々のことを考えると、胸が塞がる思いです。
 
地震の当日は、部屋で仕事をしていました。狭い仕事部屋の天井まで資料を収めた書棚3つが倒れ、照明やテレビが壊れ、しばらくは部屋の中に閉じこめられました。マンションの高層階なので、横揺れが特に激しかったようです。散乱した資料や画材などを片付け、どうにか部屋の床が見えるまでには、半月以上かかりました。

しかし、その程度です。度重なる余震でストレスをためた飼い猫が大きな禿げを作りましたが、その程度です。家族も無事でした。

被災地域の状態を考えると、復旧にいったいどれほどの時間と労力がかかるのか。復興という言葉も簡単に使えないくらい、今も酷い状態が続いているようです。

さらに、「東京電力の原発」という現在進行形の危機もあります。

震災から1週間ほどして、被災地に必要な物資が思うように届いていないというニュースを目にするようになりました。自治体が機能していた阪神大震災と違い、津波によって役場ごと失われてしまった被災地では、救援の要請もできず孤立している場所が多々あるとのこと。そうした孤立被災地を自力で探し、救援物資を届ける活動を開始したボランティア団体をネットで知り、まずは急場をしのぐための物資を集めて送りました。

現在では、自治体ルートでの支援が整いつつある一方で、今も物資が不足している避難所や集落が数多くあるようです。これらの地域へ、行政を経由せずに「直接必要なものを必要なだけ届ける」仕組みが、早稲田大学院MBA講師・西條剛央氏を中心に整えられつつあることも知りました。現地での生のコミュニケーションとTwitterなどのネットワークを結びつけたこの試みは、東京や他の地域で今後起きるかもしれない大災害でも有効な、素晴らしいシステムだと思います。「ふんばろう東日本プロジェクト」

こうした活動に賛同し、自分にできる支援をそのつど考えていきたいと思います。

仕事の話を少し。『進学レーダー』誌で連載中の「私学手帖」では、3月16日に世田谷区の女子校・恵泉女学園高校の卒業式を取材する予定でした。しかし震災の影響で式は中止となり、伝統の儀式「学燈ゆずり」を誌面で紹介することは、かないませんでした (その後、卒業式は29日に無事おこなわれたそうです)。来年でも再来年でも、機会があれば改めて取材ができればと思います。

恵泉では、大学の卒業式も中止になりました。それを受けて学生がTwitter上で挙行した「エア卒業式」は、ちょっとした話題を呼びましたね。タイムラインに講師や学長までが登場して祝辞を贈る様子を見て、地震ですり減った気持ちがずいぶんと癒されました。2010年度恵泉女学園大学エア卒業式2日目


さて、もとからひどく滞っているこのサイトです。少しは頑張って更新したいと、つねづね思っています。

もし、こちらにさっぱり動きのない時は、Twitterのほうを覗いてみていただければさいわいです。制服以外のことも、というか制服と関係ないつぶやきのほうが多いですが、いろいろ言ってますので。気が向きましたら、どうぞよろしく。http://twitter.com/gooitch

Posted: 月 - 4月 11, 2011 at 09:43 午後          


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