松蔭の衣替え


■6月1日を前に、神戸の松蔭が衣替えしました。

少し肌寒いけど…お先に夏服 神戸の女子中高

さわやかな白い制服で登校する生徒ら=25日午前8時14分、神戸市灘区
 神戸市灘区青谷町の私立松蔭中学・高校で25日、一足早い衣替えが行われ、半袖の白いワンピースに身を包んだ生徒たちが、新緑のそよぐ通学路を気持ちよさそうに登校した。 (MSN産経ニュース  2010.5.25)

記事には、阪急神戸線王子公園駅から続く坂道で「さわやかな白い制服で登校する生徒ら」を撮影した写真が3点。完全ひざ下丈の長いスカートが意外な感じですが、神戸のちょっといい私立校では普通のスタイルです。

この制服は1925(大正14)年に制定されたもので、モチーフは「修道服」とのこと。デザインに助言を与えた宣教師ミス・トロットは、のちに東京女学館の白いセーラー服の制定にも関わっています。東西の人気女子校には「白い制服」というつながりがあったわけです。

写真には、制カバンのほかに絵のついたデニムバッグを持っている生徒が何人か写っています。神戸の老舗子供服ブランド「ファミリア」のバッグです。

ピアノ教則本「バイエル」のサイズに合わせて作られたこのバッグ、松蔭や甲南女子といった神戸の女子校では、もう何10年も前から定番のアイテムとなっています。子供服のブランドがこんなふうに中高生に愛用されているのは、珍しいこと。スカートの長さとともに「神戸コンサバ」とでも言うべき、この地域独特のセンスを感じます。

福岡の福岡女学院 、名古屋の愛知淑徳 、そして神戸の松蔭 。いずれも地元の有名女子校であり、冬服と夏服の色味が鮮やかに変わる学校です。東京ではクールビズの影に隠れがちな衣替えニュースですが、この3校は、これからも地元紙夕刊の紙面を飾り続けることでしょう。
 
※イラストは『進学レーダー』(みくに出版)で連載中の「私学手帖」より抜粋  

 
 
 

Posted: 火 - 5月 25, 2010 at 09:42 午後          


©